大浦天主堂の『信徒発見』から三年 五島列島に吹き荒れる潜伏キリシタン弾圧の嵐 ひたむきに生きる島の娘ミツの許されざる愛 そしてキリシタンたちの過酷な運命は...福岡出身の芥川賞作家森禮子さんの小説『五島崩れ』を舞台化!
「森禮子『五島崩れ』を舞台化する会」事務局
キリシタン弾圧事件「五島崩れ」とは 開国後の1865年(元治2年)、長崎に完成したフランス寺(大浦天主堂)を浦上の村人が密かに訪れ、キリスト教信仰を神父に告白します。いわゆる「信徒発見」です。潜伏していた各地のキリシタンも次々と信仰を表明し、幕府そして明治新政府はこれを弾圧します。1868年(明治元年)、五島列島の久賀島では幼い子どもから老人まで約200人がわずか6坪(12畳)の牢屋に収容され42人が落命します(牢屋の窄事件)。この弾圧「五島崩れ」は欧米諸国に伝わり、非難を浴びた新政府はついに1873年(明治6年)、市中に掲げていたキリスト教禁制の高札を撤去します。
福岡出身のクリスチャン、芥川賞作家森禮子さんの歴史小説『五島崩れ』の舞台劇が、ローマ教皇訪日3週間後の12月13日に博多座で上演されます。
1867年の浦上四番崩れに始まる最後のキリシタン一斉検挙は、翌年五島にも波及しました。史実をもとに、久賀島の娘の人間としてまたキリシタンとしての生き方を軸に展開される創作物語は、人間の尊厳と家族や社会、信仰の価値と自由および権力などの重要なテーマを提供し、観る人にそれぞれの人生の意味を考えさせてくれるのではないかと思います。
是非お出かけください。
カトリック長崎大司教 髙見 三明
森禮子さんの小説『五島崩れ』を舞台化する会、ふくおか県民文化祭福岡県実行委員会、福岡県、福岡県教育委員会、福岡県文化団体連合会、福岡県障害者社会参画推進センター
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(Gary Wayne.Barkley)
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永利新一
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